北キプロスへ
翌朝、グリーンラインを越えて北キプロスへ向かった。
グリーンラインとはいえ、国境である。
銃を持った警備が建物の屋上にいるのが見えた。
こちらはバスに乗ったまま身動きできない。
上目使いに警備を見ていたら目が合っちまった!!
ちょっとハラハラする。
もちろん撮影は禁止だ。
NET上にはこの国境の画像が存在するが、撮影する度胸など、私にはない。
パスポートが集められ、係官がバスに乗ってくる。
ここまでは EU以外の、陸続きで国境を超える時と同じだ。
そのあとVIZEと書かれた用紙が配られた。 (16cmX10cm)

パスポートに北キプロスのスタンプを押されてしまうと、他国で入国拒否をされることがあるのだとか。
よくわからないが、バスに幽閉された人質状態の私たちは、どうも「安全」と判断されたらしく、
VIZEを記入することなく無事に通過することができた。ヤレヤレ

国境を超えると風景が一変し、なんとなく田舎町の風情・・・と言うよりも、国土のはずれ?
しばらく走ると、車窓に北キプロスの国旗が見えた。


最初の観光地サラミス遺跡へ。
観光客は皆無である。
観光バスは私たちが乗ってきた一台限り。
良く言えば「貸し切り状態」って事かな(笑)


ローマ劇場の真ん中に、ツアー客に混ざってガイドが二人いる。
一人は南キプロスから添乗してきたガイドで、
もう一人は国境から乗り込んできた北キプロスのガイドだ。

劇場のてっぺんから見下ろしていると、バスでは全く会話の無かった彼らが、何やら話しているではないか!
「何話してんのー? 何語で話してんのー?」と興味本位で聞いてみた。
すると、話題はこれからの行程について。
そして、言語は英語なんだって~~~~。
ギリシャ側(南)のガイドはトルコ語を話せなくて、
トルコ側(北)のガイドはギリシャ語を話せないらしい。
だから仕事ツールの英語で話すんだって。へぇぇぇぇ。
ギリシャ側ガイドは、ローマの遺跡を強調する。「ほらここにもローマの名残が・・・lね。」
北キプロスの事を 「トルコに占領された土地」と表現してた。
そりゃ~ 話したくもないわな。
つづく
グリーンラインとはいえ、国境である。
銃を持った警備が建物の屋上にいるのが見えた。
こちらはバスに乗ったまま身動きできない。
上目使いに警備を見ていたら目が合っちまった!!
ちょっとハラハラする。
もちろん撮影は禁止だ。
NET上にはこの国境の画像が存在するが、撮影する度胸など、私にはない。
パスポートが集められ、係官がバスに乗ってくる。
ここまでは EU以外の、陸続きで国境を超える時と同じだ。
そのあとVIZEと書かれた用紙が配られた。 (16cmX10cm)

パスポートに北キプロスのスタンプを押されてしまうと、他国で入国拒否をされることがあるのだとか。
よくわからないが、バスに幽閉された人質状態の私たちは、どうも「安全」と判断されたらしく、
VIZEを記入することなく無事に通過することができた。ヤレヤレ

国境を超えると風景が一変し、なんとなく田舎町の風情・・・と言うよりも、国土のはずれ?
しばらく走ると、車窓に北キプロスの国旗が見えた。


最初の観光地サラミス遺跡へ。
観光客は皆無である。
観光バスは私たちが乗ってきた一台限り。
良く言えば「貸し切り状態」って事かな(笑)


ローマ劇場の真ん中に、ツアー客に混ざってガイドが二人いる。
一人は南キプロスから添乗してきたガイドで、
もう一人は国境から乗り込んできた北キプロスのガイドだ。

劇場のてっぺんから見下ろしていると、バスでは全く会話の無かった彼らが、何やら話しているではないか!
「何話してんのー? 何語で話してんのー?」と興味本位で聞いてみた。
すると、話題はこれからの行程について。
そして、言語は英語なんだって~~~~。
ギリシャ側(南)のガイドはトルコ語を話せなくて、
トルコ側(北)のガイドはギリシャ語を話せないらしい。
だから仕事ツールの英語で話すんだって。へぇぇぇぇ。
ギリシャ側ガイドは、ローマの遺跡を強調する。「ほらここにもローマの名残が・・・lね。」
北キプロスの事を 「トルコに占領された土地」と表現してた。
そりゃ~ 話したくもないわな。
つづく
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